MOMOSHIKI 002
002

青い空に

白いシャツを干そう。

ほらね、

夏がやって来た。

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■ 元歌
春すぎて 夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山
■ 元歌作者
持統天皇(645〜702年)
■ 解説

 持統天皇は天智天皇(001番)の娘で、天武天皇の妻。天武天皇は天智天皇の弟で、彼女にとっておじさんにあたる。彼女の兄である大友皇子と夫の天武天皇が皇位を争ったのが壬申[じんしん]の乱・・と、人間関係すごいです。天武天皇の死後、自ら皇位を継いで第四十一代天皇となった。
 歌の出典は新古今集。「天の香具山」は奈良県にある山で、畝傍[うねび]山、耳成[みみなし]山とともに大和三山の一つ。この山はなんと天から降って来たらしい!  持統天皇はけっこうキツーイ性格だったらしいけど、この歌には女性ならではのデリケートな季節感がある。天の香具山でなくても、今でも似たようなことで季節を感じることもあるよね。たとえばお向かいの洗濯物とか・・。

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