MOMOSHIKI 005
005

鹿が鳴いて

もみじの葉っぱサクサク。

秋ってやっぱり

悲しい気持ち。

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■ 元歌
奥山に もみぢ踏み分け鳴く鹿の 声きくときぞ秋はかなしき
■ 元歌作者

猿丸大夫(9世紀頃?)

■ 解説

 猿丸大夫は三十六歌仙の一人とされ、天武天皇の子供だという説もあるものの、実在したかどうかも一切不明。『猿丸大夫集』という歌集もあるらしいけど、なぜか「よみ人しらず」の歌ばかり。出典の古今集でもこの歌はよみ人しらずの歌。花札の絵のような秋のスタンダードな形ですねぇ。秋になると、なぜか悲しいとか寂しいとか、世界中でセンチメンタルな気分になるらしいですが、私の秋はどうにもメシがうまくて、ちっとも悲しい気持ちになんかなれないけどね。絵は紅葉の葉っぱから見た鹿の図。

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