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天の川の白い橋。
鵲の翼に
白い霜を乗せて
冬の夜空に光る。
夜はこっそり更けて行く。 |
| ■ 元歌 |
| 鵲の 渡せる橋におく霜の 白きをみれば夜ぞ更けにける |
| ■ 解説 |
中納言家持は大伴家持のこと。万葉歌人・大伴旅人の子で、三十六歌仙の一人。旅人と同じく万葉集を代表する歌人で、最多の470首以上もの歌が収められている。
歌の出典は新古今集。この歌も本当は家持の作ではないらしい。昔は“著作権”なんて無かったしね。ホントてきとーだわぁ。「かささぎのわたせる橋」というのは、七夕の夜に織姫を渡すために、かささぎが羽を連ねて天の川に橋を作るという中国の伝説によるもの。夏の七夕の話を冬の夜の風景にもってきたというわけ。子供の頃、冬の夜空ってギンギンうるさいほどの星が輝いていたっけ。最近は天の川なんてぜんぜん見たことないけど、カササギはどうしているのかな。
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