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花の色が
もうあせてしまったように
私の青春も
もうおしまい。
降りつづく春の雨に
ぼんやりしちゃってさ。 |
| ■ 元歌 |
| 花の色は うつりにけりないたづらに 我身世にふるながめせしまに |
| ■ 解説 |
小野小町は六歌仙、三十六歌仙の一人で、今でも美人の代名詞となっている絶世の美女。生没年、家系等ほとんど“不明”で、そこがまたミステリアス。美男子で有名だった在原業平(017番)とか、百夜通いの深草の少将宗貞(=僧正遍昭・012番)とか、恋のウワサは星の数。あぁ、かやつりてぇ、かやつりてぇ。でも、生涯独身を通したとのこと。さすがというか・・。
出典は古今集。「古」と「降る」、「眺め」と「長雨」が掛け詞になっています。春の雨に濡れて、あせてしまった花の色と、物思いにふけっているあいだに、年をとってしまった自分の姿を掛けているのでしょう。だけどさぁ、この作者にしてこの歌ありって感じで、ちょっとハマリすぎじゃないのォ? これって本当に小野小町が詠んだのかなぁ・・。でも、やっぱりこの作者にこの歌でもって百人一首だなーって感じだわよね。他の人では困ります。
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