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見送ってくれてありがとう。
今はさよならだけど
もしもキミが待っていてくれるなら、
ボクはすぐに飛んで帰って来るよ。 |
| ■ 元歌 |
| 立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとしきかば今帰りこむ |
| ■ 解説 |
中納言行平は平城天皇の孫で、在原業平(017番)の異母兄。文徳天皇のころ、須磨(神戸)に流されたことがあるようで、それが源氏物語の『須磨の巻』のモデルになったとか。でも、晩年には一門の学問所「奨学院」を創立し、中納言にもなったのだから、そんなに不遇だったというわけではないらしい。
出典は古今集。この歌は行平が因幡の国(鳥取県)の地方官として単身赴任して行くときの歌。今は飛行機もあるし、飛んで帰って来るのも早いよね。この歌って『猫が家出した時のおまじないの歌』だと聞いたことがあるんだけど、たぶん、効かない。
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