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「これから行くよ」って言うから
秋の夜長をずっと待っていたのに
しらじら昇る夜明けの月が
アナタより先に来ちゃったわ。
・・・ックシュン!
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| ■ 元歌 |
| いま来むと いひしばかりに長月の 有明の月を待ちいでつるかな |
| ■ 解説 |
素性法師は三十六歌仙の一人で書道家としても有名。僧正遍昭(012番)の出家前の子で、俗名良岑玄利。父にムリヤリ出家させられたらしい。お気の毒。
出典は古今集。この歌はオンナゴコロを詠んだものなんだって。オトコを待って、秋の夜長を一晩過ごしてしまったことなのか、甘い言葉につられて、ず〜っとひたすら待っているうちに、うかうかと月日が過ぎて、「あら、もう長月(陰暦9月)じゃないのっ!(ハハノンキダネ)」ってことなのかどちらとも取れるけど、どっちにしても、そりゃ男の勝手な想像・・、いや、「妄想」だな。だいたい坊主が「オンナゴコロを詠む」ってどうよ?
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