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山のいなかの
冬はさびしい。
誰も遊びに来てくれないし
草さえ枯れて
一人ぼっち。
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| ■ 元歌 |
| 山里は 冬ぞさびしさまさりける 人目も草もかれぬと思へば |
| ■ 解説 |
源宗干朝臣は光孝天皇(015番)の孫だが、官位も低く不遇だった。歌人としては活躍し、三十六歌仙にも数えられる。
出典は古今集。この歌は自分が出世できないのを嘆き、その寂しさを愚痴った歌だと言われているが、印象はけっこうスカッとしていてイジイジした感じはしない。「あー誰も来ないしヒマだなぁ。」なんて、ちょっとユーモラスな感じさえも。西行(086番)いわく「さびしさにたへたる人のまたもあれな庵ならべむ冬の山里」(新古今集)・・だそうだから、西行さんがいたら仲良くできたかもね。
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