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いったい誰を頼りに
これから生きてゆこうか?
高砂の松の木だって
昔からの友だちってわけじゃないし。
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| ■ 元歌 |
| 誰をかも しる人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに |
| ■ 解説 |
藤原興風は官位は低かったけれど歌や音楽の才能に恵まれ、三十六歌仙の一人で、琴の名手でもあった。
出典は古今集。年をとって次々と友人を亡くし、一人残された寂しさを詠んだもの。高砂の松は長寿のシンボルで本来はおめでたいものだが、この人はあまりおめでたくもないらしい。しかし暗い印象はない。「松は松、所詮友人にはなれんのぢゃ。」と言い切ってシャッキリ立ち上がるおぢいさん。かっこよす。
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