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いいのよ
私のことはベツに。
それよりアンタ、
命は大事にしなさいよ。
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| ■ 元歌 |
| 忘らるる 身をば思はず誓ひてし 人のいのちの惜しくもあるかな |
| ■ 解説 |
右近は醍醐天皇の皇后穏子に仕え、数々の浮名を流した恋多き女性。父の藤原季縄が右近衛少将であったことから「右近」と呼ばれた。
出典は拾遺集。この歌には二つの解釈があり「・・思はず」で切るか「・・誓ひてし」までで切るかでちょっと違う。前者なら誓ったのはオトコ。「ワタシのことなど忘れていいけど、神に誓ったアンタの命が心配よ」ってこと。後者ならば「忘れられる自分の身のほどを顧みず誓ってしまったけど・・」となり、自分自身も誓ったことになる。私は絶対前者だと思うけど、どっちにしても「アンタ、バチがあたるからね!」という皮肉と言うか“脅迫”だな、これは。
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