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しのの原っぱでひとり
ざわざわと風にさわぐ心。
ぼくはもう隠しきれないよ。
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| ■ 元歌 |
| 浅茅生の 小野の篠原しのぶれど あまりてなどか人の恋しき |
| ■ 解説 |
参議 等は、本名源等。嵯峨天皇のひ孫で近江介、太宰大弐などの地方官を歴任した後、947年参議となる。歌はわずかしか残っておらず、歌人としての経歴はよくわからない。
出典は後撰集。この歌は古今集のよみ人しらずの歌「浅茅生の小野のしのはらしのぶとも人知るらめやいふ人なしに」を王朝風の恋歌に詠み直したものだといわれている。当時はまだ“本歌取り”という意識があまり無かったので、“本歌取りの先駆け”の歌というところ。
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