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雑草だらけの
ボロ屋でひとり。
誰も遊びに来なくても
秋はちゃんと来てくれる。
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| ■ 元歌 |
| 八重葎 しげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり |
| ■ 解説 |
恵慶法師は播磨国の国分寺の僧侶だったと伝えられているが、詳しいことは不明。拾遺集の時代を代表する歌人で、源融(=河原左大臣・014番)の河原院跡地に友人の安法法師が住んでいて、そこで他の歌人たちと親交を深めた。
出典は拾遺集。葎は蔓性の植物。この歌は源融が亡くなった後、荒れ果てた河原院に安法法師を訪ねて行った時に詠んだ歌。「・・さびしきに」と言いながら、本当は寂しくなんかない。美しい(おいしい)秋の到来に感謝!
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