 |
君のためなら
死んでもいいと思っていたんだ。
でも今は
一秒でも長生きしたいよ。
そしてずっと君と一緒にいたいと思うんだ。
|
| ■ 元歌 |
| 君がため 惜しからざりしいのちさへ 長くもがなと思ひけるかな |
| ■ 解説 |
藤原義孝は謙徳公(045番)の三男。歌の才能に恵まれ、人柄も善く、イケメンとしても有名。しかし、将来を嘱望されながら、兄の挙賢と同じ日に同じ天然痘で亡くなっている。まだ21歳だった。あぁ〜もったいない! 彼の遺子は書道の達人、行成。えっ?・・子供がいたんだ! へ〜ぇ・・。
出典は後拾遺集。この歌は後朝の歌。素直で飾り気の無い歌だが、作者が若くして亡くなったことを思うと、なんだかホントに悲しい歌だねぇ。カマキリはメスがオスを食べてしまうという。だから後尾は実際に命がけ。子孫を残すためにみんな必死だ。義孝は短い命でも子孫を残した。・・偉い!
|