 |
私はもうすぐ死ぬでしょう。
せめてこの世の思い出に
もう一度だけあなたに会いたい。
|
| ■ 元歌 |
| あらざらむ この世のほかの思ひ出に いまひとたびのあふこともがな |
| ■ 解説 |
和泉式部は当時を代表する女流歌人で、一条天皇の中宮彰子に仕えた。奔放な男性遍歴と情熱的な歌で知られている。和泉守橘道貞の妻となり小式部内侍(060番)を生むが、冷泉天皇の子である為尊親王と恋愛関係になる。道貞とは離婚するが、為尊親王は亡くなってしまう。今度は弟の敦道親王と恋愛関係になるが、彼にもまた先立たれてしまう。奔放というよりツイてないよね。・・っていうか、元祖魔性のオンナ?
出典は後拾遺集。この歌は宛先不明の歌だそうで、それがまたミステリアス。恋多きオンナ和泉式部が最後に会いたかったオトコは誰だろう? ドラマだねぇ。
|