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さっさと寝てしまえばよかった。
甘い言葉にうかうかと
夜更けに沈むお月様を
一人で見るなんて。
・・・ふんっ!
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| ■ 元歌 |
| やすらはで 寝なましものをさ夜ふけて 傾くまでの月を見しかな |
| ■ 解説 |
赤染衛門は和泉式部(056番)、紫式部(057番)とともに中宮彰子に仕え、やはり当時を代表する女流歌人だった。母は平兼盛(040番)の妻だが離婚の後に生まれ、父親は兼盛ではないという噂も。
出典は後拾遺集。この歌は藤原道隆に約束をすっぽかされた妹に代って、赤染衛門が詠んだもの。道隆は後に儀同三司母(054番)と結婚した男。けっこういいかげんなヤツなのよ。赤染衛門は後に大江匡衡に嫁ぎ、夫の死後も少なくとも80歳以上まで長生きしたとか。
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