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恨みの涙の乾く間もなく
恋の噂は流れ流れて
私の名前を傷つける。
悔しいったらありゃしない、キィー!
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| ■ 元歌 |
| 恨みわび ほさぬ袖だにあるものを 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ |
| ■ 解説 |
相模は源頼光の娘で、11世紀半ばを代表する女流歌人。相模守大江公資と結婚したが、後に離婚した。歌の出典は後拾遺集で、後冷泉天皇の内裏歌合で勝ちを取った歌。彼女はその時もう50歳を過ぎていたという。恋に朽ちるほど恋をしたという歌だが、実際彼女には恋のウワサがたくさんあった。それにしてもこの歌のすごいところは「名こそ惜しけれ」という一言。プライドの高いお嬢様だったらしいよ相模さんって。今なら「スキャンダルの女王、サガミ様」ってとこか。
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