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やぁやぁ、山桜くん。
懐かしいじゃないか!
そうだろう?
だってボクには
君だけが友だちなんだから。
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| ■ 元歌 |
| もろともに あはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし |
| ■ 解説 |
大僧正行尊は参議源基平の子。12歳で出家し山伏修験の行者として名を残した。1123年に天台座主となり白河、鳥羽、崇徳の三天皇の護持僧になった。
出典は金葉集。吉野(奈良)の大峰に修行に入ったとき、人も来ない山奥に思いがけず山桜が咲いているのを見つけて詠んだ歌。藤原興風(034番)の「松も昔の友ならなくに」とは対照的に「友達だよ」って桜に話しかけているわけだ。興風が松のガンコじじいなら、行尊は桜の好々爺って感じ。
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