MOMOSHIKI 069
069

三室の山の

紅葉のはっぱ、

風に吹かれて龍田川。

きれいだねっ!

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■ 元歌
あらし吹く 三室の山のもみぢ葉は 龍田の川の錦なりけり
■ 元歌作者

能因法師(988〜没年未詳)

■ 解説

 能因法師は、26歳ごろ出家。諸国を旅して歌を詠み、「旅の歌人」と呼ばれていた。歌の出典は後拾遺集。三室山は紅葉の名所だが、実際にはいくら嵐が吹いても、三室山のもみぢが龍田川に流れ込むことはない。また正岡子規先生に怒られちゃうよぉ。この人って事実よりも歌が先にある人で「都をばかすみとともに立ちしかど秋かぜぞふく白河の関」という歌のために家に籠り日焼けをして、いかにも旅をしてきたような顔で歌を披露したということも。日焼けサロンを「ハワイ」と言うやつもいるけどね。

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