MOMOSHIKI 071
071

秋の夕暮れ。

稲の葉音もざわざわと

おんぼろ我が家に風が吹く。

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■ 元歌
夕されば 門田の稲葉おとづれて 蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く
■ 元歌作者

大納言経信(1016〜1097年)

■ 解説

 大納言経信は本名源経信。博学多才な文化人で、得意な分野の舟に乗るという川遊びでは漢詩、和歌、管弦の三つの舟どれにでも乗ることができ、藤原公任(055番)と同じく「三船の人」と呼ばれた。蹴鞠も得意だったというから、運動神経もよかったのよね。
 出典は金葉集。「田・家・秋風」という言葉を入れて歌を詠むという題詠。いかにもお米の国、日本の歌。でもね、どんな米でもちゃんと研いで、いい水で焚かないとおいしくないのよ。・・関係ない話だけど。

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