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死ぬほど悩んでも
生きていれば死にはしない。
悲しみに堪えられないのは
“涙”だけさ。
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| ■ 元歌 |
| 思ひわび さてもいのちはあるものを 憂きに堪へぬは涙なりけり |
| ■ 解説 |
道因法師は俗名藤原敦頼で、崇徳院(077番)に仕えた。ずいぶん長生きしたらしく83歳で出家し、90歳を過ぎても歌合の席で活躍している。やっぱ生きてりゃ死なないんだわね。
出典は千載集。この歌は82歳の時の作で、思う相手につれなくされた男心を大げさに詠んでみせた。元気なのはいいけど82にもなってりゃ女の子につれなくされてもしょうがないって。死んでからも元気がよかった(?)らしく、千載集に歌が選ばれた時に、その選者であった俊成(083番)の夢枕に立ったとか。成仏してくれ。
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