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「悲しいのはお月様のせいさ」
・・・という
涙の言い訳。
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| ■ 元歌 |
| なげけとて 月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな |
| ■ 解説 |
西行法師は俗名佐藤義清といい、武門の誉高い家柄で鳥羽上皇を守る北面の武士だった。23歳のとき妻子を捨てて突然出家。以後各地を旅して歌を詠んだ。高貴な女性と恋におち、世間をはばかって出家したというウワサもある。
出典は千載集。西行の歌に「ねがはくは花のもとにて春死なむその如月の望月のころ」というのがある。「如月の望月」は陰暦二月十五日、釈尊入滅の日だ。果たして西行は建久元年二月十六日に亡くなった。十五日じゃなくて十六日っていうのがいいよね。 |