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にわか雨に濡れた葉っぱから
静かに霧が立ちのぼる
この秋の夕暮れ。
・・お元気ですか?
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| ■ 元歌 |
| 村雨の 露もまだひぬまきの葉に 霧たちのぼる秋の夕暮 |
| ■ 解説 |
寂蓮法師は俗名藤原定長。父親の弟である俊成(083番)の養子だったこともある。俊成に実子定家(097番)が生まれたため、33歳ころ出家。御子左家の代表的歌人の一人で、新古今集の撰者となるが完成を見ずに亡くなった。
出典は新古今集。この歌は1201年2月に当代一流の歌人が集まって、一人十首ずつ計五十番の歌合が行われたときの歌。「まき」は「真木」で、杉や桧などの常緑喬木の総称。「村雨」は秋から冬にかけて降る時雨。本来、水墨画のようなイメージの歌だけど、ここは秋のキノコでひとつ。
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