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たった一夜の戯れのために
私は一生命をかけて
恋をすることになるのかしら。
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| ■ 元歌 |
| 難波江の 蘆のかりねのひとよゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき |
| ■ 解説 |
皇嘉門院別当は崇徳院(077番)の皇后聖子(皇嘉門院)に仕えた女官。別当というのは女官長のような職。歌の出典は千載集で、「旅宿に逢ふ恋」という題詠。「刈り根」と「仮寝」、「一節」と「一夜」、「身を尽くし」と「澪標(みをつくし)」という言葉が掛けられている。澪標というのは船の通り道を示す杭で、難波江(大阪湾)によく見られた。題詠にしてはけっこう切実。今の女性ならどうだろう? 「かりねのひとよ」のために「みをつくして恋ひわたる」ことがあるだろうか?
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